天文ガイド9月号に採用
2014-08-05


先月に引き続き、天文ガイド9月号に山の上で魚眼撮影した夏の銀河を採用していただけました。今回も撮影条件の良さがポイントと思います。また、夏休みのこの時期に夏の銀河はタイムリーなのだと思います。

この夜は透明度も高い好条件の夜でしたが、大気光の影響が大きくて、広角撮影の多くは赤や緑のカブリに悩まされました。何枚も撮影したのですが、薄明にな る前の最後の3コマが、比較的大気光の影響が少なそうなので、作品に仕上げてみました。それでも、彩度を上げるとさそり座付近はピンクになります。
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実際のDPPでの元画像はこんな感じです。
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2台体制で撮影して、魚眼のほうは、ポタ赤(GF50)で、放置状態です。小さい画像でも、大気光の赤カブリがわかるかと思います。北のほうの松山方面のカブリは補正困難と考え、トリミング処理をしました。

今年は、なんとか夏の銀河アーチの作品を作ることができて良かったです。この撮影地で、秋の対象を思い切り撮影したいものです。


[天体写真]

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